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いまならBeOS情報
BeOSとは?

1990年にジャン・ルイ・ガセー:Jean-Louis Gassee氏(元アップルコンピュータ社員)が創業したBe社は、既存のOSとは異なる全く新しいOSを作ることで、リアルタイム性の高いメディアOSとしてのBeOSを完成させました 。このOSの特徴として、

  • マイクロカーネルである
  • 起動が速い
  • UNIX互換のコマンドが使える
  • デジタルコンテンツを快適に使える

…などが挙げられます。

ところが2001年PalmOSに吸収され、Be社は解散。BeOSの開発もストップしてしまいました。それでも、アプリケーションやクローンOS(ディストリビューション)の開発をj経て、現在はHAIKU OSに引き継がれています。

ProfessionalとPersonalの違い

Professional Edition

  • 有償
  • マルチメディア関連のソフトを同梱
  • デュアルCPUサポート
  • 独立したパーティションにインストール可能

Personal Edition

  • 無償
  • OSおよび一部のソフトのみ同梱
  • CPUは1つのみサポート
    …とされていますが、実際にはデュアルで動作します。
  • DOS/NTFS領域にハードディスクイメージファイルとしてインストール
    …とされていますが、実際には独立パーティションにインストール可能です。

BeOS5 Personalのインストール

BeOSのインストールは極めて簡単です。ダウンロードしたパッケージ(BeOS5-PersonalEdition.exe)をWindows上で実行 (=解凍)するだけでよいのです。
以前はFreeBeに掲載されていたのですが、Palmに吸収合併してからは跡形もなくなってしまいました。以下のサイトからダウンロードしましょう。

なお、インストールにはHDDに501MB以上の空き容量、およびPentium以上のCPUが必要です。
BeOS 5 PEのディスクイメージはFAT/NTFSドライブの\BeOSディレクトリ内にファイルとして作られます。パーティション分割およびブートローダーの変更はされません。

※ちなみに、別パーティションにBeOSをインストールするには製品版が必要ということになっているのですが…(下のTIPSウィンドウ参照)

BeOS5 PEの起動・終了
FATドライブの場合
  1. WindowsのスタートメニューにあるBeOSアイコンをダブルクリックすると、c:\autoexec.batが自動的に書き換えられた後、マシンが再起動されます。
  2. Windowsデフォルトのブートローダーにより、基本DOS領域が読み込まれます。
  3. autoexec.batが実行され、c:\BeOS\floppy.imgが読み込まれます。
  4. c:\BeOS\image.beが読み込まれます。
  5. BeOS環境が起動されます。
  6. 終了時にはc:\autoexec.batが元通りに書き戻されます。

※Ctrl + Alt + DelキーでBeOSを強制終了させた場合、autoexec.batとconfig.sysが書き戻されないため、WindowsもBeOSも起動できない事態になりますので、Windows通常動作時のautoexec.bat(とconfig.sys)をバックアップしておくことをお勧めします(*.orgとかにしておくのがベター)。いざというときはDOSモードで起動し、これらのファイルを復帰させればOK。
また、Windows98日本語版では、しばしBeOSの起動に失敗することがありますが、その場合「Windowsシステム情報」でCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを処理しないようにします。

NTFSドライブの場合
  1. BeOS PE起動フロッピーディスクを用いてマシンを起動します。
  2. c:\BeOS内のディスクイメージが読み込まれます。
  3. BeOS環境が起動されます。

日本語

日本語フォント・IMEの組み込み

BeOS5-Japanese.zipをダウンロード・解凍・インストールすれば全て解決します。

手動で日本語フォントを組み込む

/BeOS/etc/fonts/ttfonts/に適切な日本語フォントを導入します。
なおフォントはUnicode対応で、拡張子は.ttfのものに限られます(ttc:TrueType Collectionは不可)。多くのWindows用フォント(SJIS対応)を使うにはコンバーターを用いる裏技が要求されますが、使用許諾違反になります。

アプリケーションの設定

WWWブラウザのNetPositiveではJapanese (Auto Detect)に、またBeMailではISO-2022-JPに設定します。

かな漢字変換システム

フリーのIMEには、有名なCannaIMなどがあります。VJEなどの商用IMEもありました。

TIPS

DOS(FAT/NTFS)ドライブのマウント

BeMenu→Preferences→Diskで、FATやNTFSのパーティションをあらかじめマウントしておくと、様々な作業が非常に楽になります。

セーフモードでの起動

起動中にスペースキーを押したままにすると、Safe Modeに入れます。

BeOS 5 Personal Editionを別パーティションに導入する
  1. あらかじめ、最終的にBeOSをインストールするための別パーティション(504MB以上必要)を作っておきます。
  2. 通常の方法で、BeOSをWindowsパーティションにインストール、起動します。
  3. BeOS上から別パーティションをマウントし、インストール先として選択します。
  4. 別パーティションへの導入が終わったら、適切なブートローダー(BootManやLILOなど)をインストールして、直接BeOSの起動が出来るようにします。
  5. WindowsパーティションにインストールしたBeOSは削除して構わないようです。

Virtual PCへのインストール

…不可能ではないですが、画面が640×480、8ビットモノクロに制限され、使い物になりません。

VMWareへのインストール

VMWareへBeOS PEをインストールするには、かなりの手間を要します。様々な知識を結集し、成功した方法は以下の通り。

  1. VMWare上に、まずWin95/98/MEのバーチャルマシンを設定しておきます(当然、バーチャルマシン上のプライマリ・マスターなハードディスク上にOSがインストールされます)。
    ※直接BeOSを起動できないので、Win2000/XP系はインストールしないこと。
  2. 仮想ハードディスクイメージファイルを複製して、こちらをハードディスク2(プライマリ・スレーブ)として設定します。すなわち、バーチャルマシンに同じハードディスクイメージファイルを2つマウントします。
    ※要は、スレーブにハードディスクをマウントできればいいのです。
  3. 通常どおりバーチャルマシンを(プライマリ・マスターにインストールされたWin95・98・MEから)起動したのち、BeOS PEをインストールします。
    ※これで、FAT32フォーマットのプライマリ・マスターハードディスクイメージ内に、BeOS PEのディスクイメージが書かれていることになります。
  4. BeOS起動ショートカットをクリックし、バーチャルマシンを再起動。
  5. BeOSが起動したら、メニュー→インストールで、プライマリ・スレーブのハードディスクを選択、BeFSでフォーマット&BeOSをインストールします。
  6. バーチャルマシンを再起動。
  7. ブートメニューにおいてプライマリ・スレーブ側のBeOSを選択、起動。
  8. 今度は、メニュー→インストールで、プライマリマスターのハードディスク(全体)を選択、BeFSでフォーマット&BeOSをインストールします。
  9. バーチャルマシンを終了。
  10. プライマリ・スレーブのハードディスクイメージのマウントを解除。バーチャルマシンのライトキャッシュをOFFにし、またゲストOS=「その他」に変更します。

BeOS起動時には、BeOSの起動直前にスペースキーを押して「拡張起動メニュー」に入り、"Select fail-safe video mode"で任意の解像度を設定し、Continue bootingにて起動を再開する…といったプロセスが必要になります(すなわち、毎回セーフモードで起動しないとならない)。ホストOSの画面設定(bpp)の設定変更はしなくても構わないことが多いようです。
BeBitsの"VESA accepted"が使えるという噂もありましたが失敗です。セーフモードでの起動のほうが無難かつ安全です
なお、サウンドやネットワーク機能はサポートされていません。

ちなみに、後継のHaiku OSの場合は、ほとんど何も考えなくてもVMWareへのインストールが可能です。カラー表示も問題ありません。

 

BeOS関連のリンク

BeOS本体 アプリケーション・対応フォント

BeOSファミリー 参考:[翔星 Be ランド| BeOS 特集]

  • クローン
    • BeOS Release 5.1d0 Exp / Dano(BeOSの時期バージョンとされていた開発途上作)
    • BeOS Developer Edition(公開されたBeOSのソースに基づく、最も注目されるクローン)
    • BeOS 5 PE Max Edition
    • ReOS
    • yellow TAB
  • BeOS互換OS
  • BeOS相似OS
BeOS関連情報

 

Last Updated:2017/07/20
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