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 PC110にWindows98をインストール
PC110にWin98をインストールしてみましょう。なお、170MB PCカードHDDが使えるのはWin95までですので、今回は「YDW(YD1+リプリケーター)+大容量コンパクトフラッシュ」で行います。

Windowsのインストール
序論1:Windows 3.1のインストール PC-DOS導入後、普通にフロッピーディスクを用いてインストール可能です。序論2:Windows95のインストール フロッピー版Win95ならば、そのままインストール可能です。

CD-ROM版Win95の場合は、以下の方法のいずれかを用います。Win3.1からのアップグレードインストールが簡単ですが、設定ファイルのゴミが残るので、あまり望ましくありません。

  • setup.exeを含むインストール用ファイルをまるごとPCカードHDDにコピー。起動ディスクを用いて、HDD内のsetup.exeを実行。
  • PCカードタイプの外付けCD-ROMドライブを接続。このCD-ROMドライブ用ドライバおよびmscdex.exeの入った起動ディスクを用いてCD-ROMにアクセスし、setup.exeを実行。
    mem /c /p」コマンドで空き容量を確認しつつ、不要なコマンドやドライバの読み込みを抑えます。Win3.1からのアップグレードの際には、メモリの空き容量には一層の注意が必要です。
Windows98のインストール

残念ながら、「setup.exe /nm /is /id」のオプションをつけて、CPU周波数や数値演算コプロセッサのチェックを無視するようにしても、途中でインストールが強制終了してしまいます。
多くのページではType2/3PCカードHDDを用いてインストールすることを勧めていますが、PCカード制御に32ビットドライバが使えなくなる問題点があります。IBMのマイクロドライブもType2であるため、Type1対応のコンパクトフラッシュ用スロットには挿入できません(本体を改造するという方法はありますが…)
最近では、大容量のコンパクトフラッシュが発売されています。512MB以上であれば、Win98のインストールには支障はないでしょう。

  1. リムーバブルメディアにOSをインストールできるマシンがあればそれを用いてコンパクトフラッシュに直接Win98をインストールし、最初の再起動を強制中断します。
    そうでない場合は、一度新品のHDDにWin98をクリーンインストールし、やはり最初の再起動を強制中断します。次に、HDD内のファイルを全てコンパクトフラッシュに移動します。
    いずれの場合も、ノートパソコン(+内蔵HDDを外付け対応にするアダプタ)を用いて行うのが便利でしょう。
  2. Win98 CD-ROMのcabファイルを、あらかじめ全てコンパクトフラッシュにコピーしておきます。これは、再起動後のドライバ読み込みに必要です。
  3. このコンパクトフラッシュをPC110のType1スロットに挿入します。
  4. F1キーを押しながら電源を入れ、BIOS設定メニューに入り、コンパクトフラッシュを起動ドライブに設定します。
  5. 再起動すると、Win98のインストールが続行され、数時間の後に完了します。

PCカードHDDの替わりにコンパクトフラッシュを用いた場合、

  • 消費電力が少ない
  • アクセス速度が速い
  • 衝撃に対して一層強くなる
  • 回転音がなく静か

…といった利点があります。電源を入れても全くHDD音がないというのはかなり快適です(WinCEでもそうだったけれど)。また、この方法ではSmart PCでWindowsをスリム化する必要もなく、設定も簡単です。
Windowsのパフォーマンスを上げる方法も参考にどうぞ。

サスペンド・レジュームを高速化する

PC110とWin95/98のAPMドライバの相性は良くないらしく、サスペンドをかけようとしても「スタンバイ→失敗」を繰り返した後にサスペンドを行うため、約1分程度を要します。
「システムのプロパティ」でAPMサポートを使用不可にする/削除する…ことで、高速化できるといわれています。

音声の録音/再生を可能にする

Win98インストール時に自動認識されるES488ドライバでは録音や再生はできません。Win3.1/95用のドライバを導入するという方法もありますが、基本的にはSound Blaster互換コントローラを用いることで問題を回避できます。

タッチパッドの使用を可能にする

Win95用にWMousePdというドライバがありますが、残念ながらWin98では使えないようです。

Win98上でPersonawareの使用を可能にする

Win98インストール後、内蔵4MBフラッシュメモリはDドライブとして認識されます。このことを踏まえて設定を行っていきます。

  1. d:\pw\pw.batの以下の行を編集する
    set METDIR=C:\PW
    set METDIR=d:\pw
  2. d:\$sys1z16.fntとd:\$sys1z24.fntをc:\にコピーする
  3. c:\config.sysの以下の行を編集する
    devicehigh=c:\windows\jfont.sys
    devicehigh=d:\dos\$font.sys
  4. d:\pw\pw.batのショートカットをスタートメニュー/デスクトップに作成

このショートカットを実行することで、Personawareを起動できます。終了時はCtrl+Qを用いるようにしましょう。

Personawareの隠し機能

Ver.1.00ではF6キーを5連打すると使えるようになる(Ver.1.01ではデフォルトで使用可)。

  • コントラストをダイレクトに選択
    数字キー(Ver.1.00では1〜5、Ver.1.01では1〜8)でコントラストを選択できる
  • アプリケーションをダイレクトに選択して起動
    タイトルの頭文字+Enterキーで起動できる
Pasonawareのアプリケーション(*.exm)を単独で起動する

通常はPasonawareのランチャーからしか起動できない専用アプリケーションを、単独で起動してみます。

  1. アプリケーションのファイル属性を変更する(読み込み専用のチェックを外す)
  2. ファイル名の拡張子を*.exm→*.exeとする
  3. DOSPMの実行環境を作り、以下のように記載
    set DOSPMADDR=XXXX:XXXX ;
    DOSPM で実行可能になり、DOSPM /R でメモリ常駐が解除される。
 

Last Updated:2018/06/10
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