すたじお やまあらしロゴ

 Windowsファミリーの偽造対策へのあがき
さすが天下のマイクロソフトも、某東アジア地域でのハイクオリティーな偽造には頭を痛めているようで、最近ではOSやソフト関連はもちろん、マウスや周辺デバイスに至るまでことごとく偽造対策を図っているようです。OfficeXP以降はCD-ROMの表面にもホログラム加工を施したり、最後は悪名高い「アクティベーション」に引き継がれたりするのですが。
今回は、主力製品であるWindowsの出所に関する証明書=Certificate of Authenticityにみられる、マイクロソフト社のすさまじい執念を観察してみましょう。

 悪化の一途
Windows3.1

紙にはMicrosoftロゴの透かし入り。
バックには青緑色のグラデーションがかかり、斜めにMicrosoftロゴが線でデザインされている。
4辺にはMICROSOFTのマイクロ文字。右上と左下には、製品番号が入っている。
左のホログラムは、月にMicrosoftの文字。右の四角い白のシールは不明。触ったり蒸気をかけたり、はたまたブラックライトを当てたりしたが、依然不明。

Windows95

紙そのものはWindows3.1に同じ。
ホログラムは、無邪気な坊やがMicrosoftロゴのパソコンに毒されている、かなり子供の成長に悪そうな情景。下のほうにはMicrosoftや95のマイクロ文字が並び、かなりサブリミナルな気配。

Windows95 OSR2

紙の大きさはWindows3.1に同じだが、デザインは一新された。ベースの色は白。
MICROSOFTの文字が入ったテープ状のホログラムが漉き込まれている。透かしの人物はAugusta Ada Byronという「コンピュータープログラミングのパイオニア」の女性だそう。
4辺のMICROSOFTのマイクロ文字もいつも通り。ちなみに、印刷されている緑の文字は特殊インクで、触ると凹凸感がある。

Windows98

とうとう、ファーストステップガイドの表紙とCertificate of Authenticityが一体化してしまった。Win98の定価の大部分は、ここの印刷技術にかかっているんじゃないのかしらん。
ロゴの透かしも入っている。また、GENUINE文字の浮き出る感熱青色テープも漉き込まれている。
Microsoftロゴが砂粒のように並ぶそのバックにも、中央を横に走る流線にも、くどいほどのMICROSOFTのマイクロ文字。
右下の赤で印刷されたMicrosoftロゴのバックには、MSLI(Microsoft Licensing, Inc.)の文字が入っているのだが、淡い緑なのでわかりづらい。
裏表紙には、Certificate of Authenticityについての解説が載っていて、その上下の横線もマイクロ文字で構成。ところが、よく見てみると、

MICROSOFTWINDOWS95JAN1297

となっている。校正ミス?

Windows98 Second Edition

基本的なデザインはWin98と似ているが、マイクロ文字の多さは群を抜き、ほとんどパラノイア的芸術品。
透かしは、MicrosoftロゴとGENUINE文字が並んでいる。感熱テープは緑色に変更。
加えてホログラムテープも復活。これは見る角度によって、MicrosoftロゴとGenuine文字が入れ替わる高度のもの。「□の中に○」と「□の中にH」の記号がところどころに入っているが、何の意味だろうか。
更に表紙左側には、縦書で「GENUINE」が隠れている。

WindowsXP

アクティーベーションは心理的にも不法コピーを抑制するらしく、CoAは単純なカラープリントになっている。その代わり、CD-ROM自体にホログラム・マイクロ文字を無限に詰め込んでいる。偽造するほうがコスト高になりそう。

おまけ・WindowsCEサービスのCDレーベル

台紙の大きさはWin3.1/95に同じ。ロゴの透かしあり。同じくロゴ(GENUINE文字じゃない)の浮き出る感熱青色テープも漉き込み。
デザインはWindows本家のものとはかなり異なるが、Microsoftマイクロ文字、コピーするとVOIDの文字出現もお約束。やはりMSLIの文字が入っている。

 

Last Updated:2018/06/10
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