すたじお やまあらしロゴ 20th ANNIVERSARY since 1997
 ムービーエディターケルベロス
ビデオキャプチャーさくらのページに書いた方法でキャプチャーしたムービーを編集してみましょう。
※某国営放送教育番組で放映されている「カードキャ○ターさくら」とは一切関係ありません。
協力 STUDIO TAKUTO

ムービー編集用ツール
Adobe After Effects ムービーに高度な加工を施したり、1からムービーを作ったりするツール。
MPEGは扱えません。
Adobe Premiere ノンリニア編集ソフトの業界標準ツールですが、外部コーデックを用いた圧縮には7〜8倍の時間がかかります。基本的な編集 はこのソフトで行い、無圧縮出力するのが無難です(圧縮には他の高速エンコーダーを用いる)。
バージョン6以降ならばお勧め。
Ulead Digital Movie Studio MPEG1ムービーを再圧縮なしで1コマ毎に切り張りすることが出来ます。
簡単なエフェクトやタイトルを入れることも可能。
AVIファイルは扱えません。
Ulead MediaStudio Pro MPEG1は動画・音声の圧縮ともに可能です。
初心者にはやや難解で、プロには圧縮品質の面で勧められません。
VideoMaid AVI(=MPEG4)編集ソフト。相互変換は苦手。
Canopus MPEGカッター カノープス製キャプチャーボードであるMTVシリーズのみに対応。MPEG1/2のトリミングに特化しており、GUIも使いやすくて便利です。
トリミングが数コマずれる場合があるのが難点。
Ulead VideoStudio 6 初心者向け編集ソフト。IO-DATAのキャプチャー製品に付属してくることが多いです。DVD-Videoのオーサリングも可能。速度はやや遅いですが、ムービーのトリミング処理 が正確です。DV形式AVIも扱えますが、編集したムービーは直接WMP8では再生出来ません。お勧め。
AviUtl AVI画質補正・簡易編集・高速フレームレート変換ソフト。MPEG4レートコントロールにも対応。入力はriffavi(及びロスレスJPEG)のみで、MPEG1には未対応。私のお勧め。
MPG2AVI 高速なMPEG1→AVIコンバーター。 クロップするにも便利。音声のMP3圧縮には未対応ですが私のお勧め。
TMPGEnc 高品質AVI→MPEG1変換ソフト。簡易編集も可能。同種のソフトの中で変換速度は最遅ですが、画像品質は最高。MPEG4レートコントロールには未対応。豊富な周辺ソフトで、市販品と同等かそれ以上のことが出来ます。私のお勧め。
Panasonic MPEGコンバータ 同種のソフトの中で変換速度は最速。
連続写真 MPEG1のコマごとの抜き出しツール。
QuickTime WEBページにダウンロード用動画を載せる場合には便利。それ以外の目的には使わないこと。
RealPlayer Plus ストリーム配信用コンテンツ作成に便利。それ以外の目的には使わないこと。
Windows Media Encoder ストリーム配信用コンテンツ作成に便利。それ以外の目的には使わないこと。

編集の実践
トリミング 余計なCMなどを除去します。
ムービーの編集・再圧縮を繰り返すと、MPEG形式では画質が劣化していくため、編集に伴う劣化を防ぐ技術であるSVRT(Smart Video Rendering Technology)対応のソフトを使用すべきですが、初期のソフトは切断端処理(音声がやや短く切れてしまう) に問題があり、トリミング後のムービーを何本も再結合すると、動画と音声がずれてしまいます。
画像補正 液晶画面で鑑賞する場合は明るめに、CRTで鑑賞する場合はコントラストを強めにします。
フレームレート アニメ・映画の場合は24fps、その他の一般的な場合は29.98(30)fpsのままにします。
クロップ 画面の上下左右、ノイズが入っているラインを数本除去します。MPG2AVIを用いるのが便利です。
補正 SoundForgeなどを使い、音質・音量を補正します。なお、基本的に音声は無圧縮(WAVE形式)のままにしましょう。
保存 保存する場合は、PicVideo Lossless JPEG Codecを用いてロスレス圧縮AVI形式にすると、保存を繰り返しても劣化しません。

編集の実践
AVI 無圧縮のため、時間当たりのサイズが巨大になります。FAT32ではファイルサイズが2GBに制限されるので注意が必要。
フォーマットには互換性が高く、どのようなアプリケーションでも再生できます。
以下に示すようなコーデックを用いて圧縮をすると、色彩・明度の高周波成分が多少なりとも失われ、これを繰り返す度に画質は劣化します。
RAVI 参照型AVI形式。ファイルシステムの制限を越える長時間のムービーが作成できます。
GigaLink
AV Capture Codec
独自の参照型AVI形式。色再現性に難あり。
Intel
Indeo Video
ブロック歪みが出にくいので、実写のリアルタイム圧縮に有効ですが、圧縮率はあまり良くありません。ビットレートを下げると劣化が激しくなります。 Ver.4以降はWindows Media Playerで標準再生できなくなり、別途コーデックのインストールが必要となりました。
Microsoft
MPEG-4 Video Codec
MPEG4コーデックの標準。WMP7.1以降で対応。
高画質ですがブロック歪みが出やすいので、キャプチャーしたアニメをMPEG4で圧縮する前には、キーフレームを適切に挿入する必要があります。ビットレートを下げても劣化はIndeoほどには激しくなりません。
Microsoft
MPEG4ビデオ高速圧縮プログラム
画質が悪すぎるので使用すべきではありません。
LCL Codec 可逆コーデック。変換速度は遅め。アニメの圧縮率は良く、画質劣化もないのが魅力。
PicVideo Codec 医療用規格であるDICOM準拠のロスレスMotion JPEGコーデック(可逆圧縮)2種とWEB用圧縮率優先コーデックのセット。いずれも圧縮速度、色再現性は良いものです。
MJPEGとは、1コマ1コマをそれぞれJPEG圧縮しただけの時間圧縮はしていない動画なので、編集はしやすいですが圧縮率は良くありません。私のお勧め。
Canopus Motion JPEG Codec これもMJPEG。色再現性も展開速度もよいです。ただし、DVボードにより使用が限定され、使えない場合にはFourCCを書き換える必要があります。
MORGAN MultiMedia Codec これもMJPEG。色再現性や圧縮速度にかなり難あり。
huffyuv ロスレス(ただしYUV空間に変換するため色情報の高周波成分が減少する)、高速エンコード&デコードが可能ですが、サイズが大きくなるのが問題。私のお勧め。
DivX MPEG4は有償のため、この規格をハッキングしてフリーにしたものですが、いつの間にか多く使われるようになりました。 再生時にフィルタをかけられるのが特徴ですが、ビットレートが不正確だったり、シークタイムがやや長かったりするのが難点です。
再生はフリー版でも可能ですが、再生時のDivXロゴを消したい場合や、圧縮時の解像度変更などを行うにはシェアウェア版が必要です。
Open DivX 独自に開発されているため、法律的には問題のないコーデック。DivXに上位互換であり、また画質も非常に良くなっています。
動作自体は軽いものの、シークタイムはさらに長くなってしまっているのが問題。私はお勧めしてません。
XviD DivXのコーデックで再生できるという公式アナウンスですが、実際には不可能なことが多く、独自にXviDコーデックも入れる必要があります。圧縮時にビットレートが正確に反映されます。
On2 Codec On2社のコーデック。あまり使われていません。
Morgan M-JPEG モーションJPEG技術を用いた動画コーデック。
RealVideo/RealAudio 圧縮率が高い反面、Indeoに比べやや画質が劣ります。wavelet変換のため、画像劣化はブロックノイズではなく焦点のぼけとなります。ストリーミング再生が出来るのが最大の特徴ですが、専用のプレーヤー=RealPlayerが必要です。
フレームレートを優先するか、画質(色彩など)を優先するか、音質を優先するかを選択できます。フレームレートは固定しない方が圧縮率は高くなりますが画質が悪化します。
QuickTime Macintosh 上の標準フォーマットですが、画質がかなり悪く、またQuickTime Playerでしか再生できません。
DV デジタルビデオ用のコーデックです。カムコーダーに良く使われますが、その割にパソコンでの動画編集用ソフトはまだまだ多くありません。
Franhofer MPEG-Layer 3 Codec MP3コーデックの最高峰。Windows Media Playerと一緒にインストールされるフリー版はレート上限が 64kbpsなので、これ以上のレート(CD:128kbps)を使用するにはProfessional版が必要です。私のお勧め。
ちなみにMP3=MPEG1-Layer 3であるものの、MPEG1ムービーで音声部がMP3のものは、Xingのプレーヤーでないと再生できません。
Windows Media Audio/Video WEBでの配信、Windows CEなどのモバイルデバイスへの転送を考慮したコーデック。サイズを非常に小さく抑えつつ、MP3並の音質を達成。
同じサイズの場合、他のコーデックに比べ最も高画質。
Audio Streaming File(asf、asx) 再生時にフィルタが使用できるのが便利ですが、シークタイムがやや長くなってしまっています。
Hewlett Packard Mobile Voice モバイルデバイスにおける長時間録音用コーデック。会議など、会話の録音に適していますが音楽には絶対不適応。ActiveSync 3.0以上と一緒にインストールされます。

 MPEG4コーデックにまつわる混乱
MPEG4の拡張子は、本来mpgでなくaviです が、WMPはファイルを拡張子ではなくヘッダーで認識するため、誤って拡張子mpgが付いたMPEG4ファイルを、再生できないというトラブルがたまに発生します。
MPEG4をエンコードおよびデコード=再生するにあたり、WMPのバージョンによって問題が生じえます。
  • WMP6.2付属コーデック:4.0.0.3687
    ブロックノイズが出にくく、画質も安定しています。
  • WMP6.4
    MPEG4 Ver.3を再生出来ません。MicrosoftがASFを広めたかったためといわれています。
  • WMT4.1付属コーデック:4.1.0.3917
    非常に画質が悪く、通常の使用には耐えられませんが、圧縮後のファイルサイズが他の1/2と非常に小さく、また極低ビットレート(120Kbps程度)における画質は他のバージョンより良くなります。
  • WMP7付属コーデック:7.00.00.1954
    MPEG4エンコードは不可能。MPEG4 Ver.3の再生は出来るものの動作速度は70%。ブロックノイズも出やすくなっています。

WMP7以降において、WMP6.2のコーデックを用いる場合、WMP6.2が動作しているマシンから、

  • mpg4c32.dll(エンコード用)
  • mpg4ds32.ax(デコード用)
  • msdxm.ocx

…の3つのファイルを取り出し、以下の方法で入れ替えましょう。

修正法その1

  1. Windows Media ToolsまたはWindows Media Encorderをインストールし、再起動。
  2. mpg4c32.dllおよびmpg4ds32.axを\(Windir)\system32に上書きします。警告が出ますが当然無視。
    なお、Windowsのインストールイメージがあるとシステム保護機構が勝手に働くので、WindowsのCD-ROMは取り出しておき、また\Windows\Options\Cabsは一時的にリネームしたほうが無難です。
    Win2000の場合はさらに強力なファイル復活機構があるので、あらかじめこれらの2つのファイルを\WINNT\system32\dllcacheに上書きコピーしてから、\WINNT\system32にもう一度入れてください。
  3. もしこれでも動画を再生出来なければ、msdxm.ocxも同様に\(Windir)\system32に上書きします。

修正法その2

  1. 旧版のWindows Media Player 6をインストールし、再起動。
  2. mpg4c32.dllおよびmpg4ds32.axを\(Windir)\system32に上書きします。警告が出ますが当然無視。
  3. System.ini の [drivers32] セクションにVIDC.MP43=mpg4c32.dllを書き加えます。

オーバーレイの仕様変更のせいか、DirectX7.0以降では全画面表示におけるブロック歪みが目立ちます。

MPEG4 Video Codecのプロパティーを調整

  • スムーズネス(なめらかさ)←→クリスプネス(くっきりさ)のコントロール、即ちキーフレーム・デルタフレームの取りかたの設定では、55(ちょっとくっきり)あたりにします。
  • キーフレームの割合は8秒ごと(デフォルト)でOK。
  • あとは、最終的に取り出すデータのサイズ(CD-Rの容量)やデータ品質を考えつつ、MPEG4の圧縮比を決めましょう。
 

Last Updated:2017/07/20
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