すたじお やまあらしロゴ 20th ANNIVERSARY since 1997
懐かしのZAURUS PI-4100(1996年作成のロゴ)
90年代半ば、PDAという呼び方すらなかった頃の我が国に一大センセーションを巻き起こした、シャープのザウルス。今ではPalmOSやPocketPCの蔭で、日本語認識能力と液晶だけが取り得というイメージですが。 1996年頃に私がウェブに載せてたり書き留めたりしていた情報が発掘されましたので、ここに記録しておきます。今でも使えるものはオークションなどで簡単に手に入るかもしれません。

TIPS

オープニング画面

手書きメモを「オープニング」(全角カタカナ)というタイトルで保存すると、その手書きメモデータが起動時のオープニング画面となる。
また、毎年1月1日の4:00〜15:59の間「あけましておめでとうございます」のメッセージが表示されるようになる。

タイトルを以下のようにすると、データ内容とは関係なく以下の画像がオープニング画面になる。なお、各々の数字のうしろに半角スペースを入れること。

  • オープニング1 ZAURUSのロゴ(PI-3000では地球の絵)
  • オープニング2 OLの絵+「お手伝いしましょうか?」
  • オープニング3 OLの絵(PI-5000のみ)

中国語入力

ザウルスでの中国語入力(手書き入力を利用)は意外と楽。中国語の新字体の多くは略字なので、元の字がわかれば入力は可能である。
JIS第2水準にある漢字の多くは認識しないが、新字体→旧字体に異字体変換すればよい。また部首検索でも大抵は見つけることができる。
頻繁に入力するものは手書き文字を登録するのがよい。

平方根の計算法

ザウルス付属の電卓には平行根(√)の計算機能がないため、以下の方法を覚えておくと便利。

  1. CM C
  2. √a の概数を M+ する。(実際には、aより小さい正の数なら何でもよい)
  3. a÷ MR− MR÷2M+ …と押す。
  4. 上の答が0になるまで3. を繰り返す。
  5. MRを押すと、それが aの平方根である。

画面保護カバー

なにもカバーをかぶせないほうが書きやすく、また見易いが、画面保護のためには何かをかぶせたい。しかし、あまり厚いと文字認識が悪くなったり、密着したところが虹色になったり(ニュートンリング現象)、角度によっては反射がきつく見にくくなったりする。

  • OHP用のフィルムシート:122mm×67mmの大きさであらかじめ切った上で、画面の大きさにあわせてさらに縦横1mmくらい切る。手軽で気楽に取り替えられるが、すぐに傷が付いてしまうのが難点。
  • レーザプリンタ印字用シール:ポリエステルタックフィルム(パルコ株式会社)のWF-12・WF-5。
  • 1枚90円くらいの透明ブックカバー:絶対に糊がついていないもの。密着し、はがしたい時には簡単にはがせ、しかも見やすく、傷も付きにくい。
  • アクティスオカモトの液晶手帳用保護フィルター:ザウルスにはめ込むための爪状の部分が4箇所ある。傷がつきやすいのが難点。
  • HS BOOK & CARD HOLDER(情報生活アナロギア、株式会社エイチ・エス):4枚分とれて200円なので安上がり。

タッチペン

  • SHARP純正:ザウルス付属のペン。良くも悪くも純正。
  • SHARP純正2色(黒赤)ボールペン付き:三菱鉛筆のOEM。3色(黒赤青)ボールペンの青をタッチペンに変えたもの。本体を回して(ねじって)ペン先を選択し、トグル式プッシュボタンを押してペン先を出し入れする。
  • SHARP純正金属:タッチペン機能のみしかない。重量感の欲しい方に。
  • パイロット・ぺんとぴあ:いわゆるシャーボ型。タッチペンとシャープペンの切り替え。ちょうど握るところから回転するので、書いている途中でペン先が引っ込んでしまうこともある。 画面保護カバーに傷がつきにくい。
  • 改造:
    1. ゼブラのシャーボ、ロットリングのFOUR IN ONE、パイロットのハットトリックなどからボールペン芯を抜く。
    2. スチロールあるいはアクリルの棒(透明なものがよい)を用意する。3mm径の丸棒は本体側の加工が不要な分、ほんの少し緩いためすぐに抜けてしまう。3mm角の角棒は本体側を紙ヤスリで少し削る必要があるが、なかなか抜けにくくできる。
    3. 先端は紙ヤスリ(#300くらい)で、ボールペンの先端より少し細いくらいに丸くする。アクリルであれば、火であぶって細くすることもできる。

乾電池チェッカー

  • SONY BC-330D:カードサイズで単一まで計れる。しかし厚さは5.7mmとやや厚め。
  • 1.5V用 ELPA:長さ105mm, 幅30mm, 厚さ0.2mm。薄い紙にヒーターと感熱液晶をはさみ込んであり、電池の両極につけるとヒーターが熱せられ、消耗の度合いが発色の程度で分かる。意外と正確。

ACアダプターについて

「6V」と表記されて売られているアダプターであっても、実際の出力は異なることがあり、純正以外のものについては、買う前にテスターでチェックしておくべき。
また、ACアダプター使用時でも、ザウルスに電池が入っていないと動かない。ACアダプターとうまく接続されてもされなくても、画面上での変化はないので注意。

  • シャープ純正ACアダプター:KD-1013(5000円)
  • 自作する場合:センタ+タイプ、0.7mmID、2.35mm OD、EIAJ type、電圧6〜7V、電流300mA

ケーブル

  • CM-150TM:Macintosh用
  • CM-150TS:DOS/V、PC-98シリーズ用

これらのケーブルは、レベルコンバータとコンピュータケーブルの2つの部分から成り立っていて、レベルコンバータの部分は共通。ケーブル部は9ピンD(DOS/Vシリアルポート用)と8ピンDIN(Macintosh用)のコネクターがある。

サードパーティ製外付けモデムの使用

接続するにはCM-150TMかCM-150TSのレベルコンバータ部分だけが必要。標準の25ピンDOS/VかMacintoshモデムケーブルを用い、モデムの方に25ピンコネクターを、コンピューターの方に9ピンコネクター(DOS/V)か8ピンDINコネクター(Macintosh)をつなぐ。

転送スピード:19200
Xパラメータ:無
CSモニタ:有
MNPモデム制御:自動
モデム初期化命令:変更

バックアップ

PC-9801シリーズ用に,、PVX(フリーウェア)がある。CE-150TSも必要。

15ピンコネクタについて

ピン-ザウルスから見た信号の方向-信号名…の順で表示。
※Pin 1:ザウルスの一番真ん中寄り、Pin 15:ザウルスの一番外側のピンとする。

1-フレームグランド
2-出力-送信データ
3-入力-受信データ
4-出力-送信要求
5-入力-送信可
7-信号用グランド
9-入力-呼出信号
14-出力-データターミナルレディ
6、8、11、12、13は繋がっていない。

分解方法

例えば、画面のパネルと液晶の間にゴミが入り込んでしまった時には、以下のねじを外せばよい。

  • 裏蓋から見えるネジ 4本
  • 電池ケース内 2本
  • メモリ保護カバー 1本
  • メモリ保護電池 2本
  • 赤外線アダプタ付近で外側ケースを止めているもの 1本
  • 4pinコネクタ近くの基盤 1本
  • カード取り出しスイッチ付近は爪でひっかけているだけである。手書きパネル側を開くようにしてずらせば開く。

なお、タッチパネルと表示ガラスは一体になっている。ケースをあけると、メモリ内容はすべて消えてしまうので注意。

 

Last Updated:2017/07/20
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