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漢方医学の概念


漢方における診断法は、ご存知の通り西洋医学とは異なるシステムに依っている。
身体の状況を陰陽・虚実といった経験的な形で分類し、これらの異常=病気は、身体を流れる気・血・水の異常であると考える。また、これらの病態をまとめて「証」として示し、それに合致する処方を行う。確かに、このような概念を私たちに完全に取り込むのは抵抗があろうが、腹部の緊張度を見たり、舌の状態を把握したりする重要さは西洋の診断学も何ら変わらない。
フローチャート満載のマニュアル的な処方決定手段を漢方に取り入れるには賛否両論がある。しかし、画像診断システムや生化学的検査が高度に発達した現在、漢方の証と最新技術による検査結果の間に、かなりの類似点が存在することに気付くのではないか。
陰陽五行説をはじめ、細かい東洋医学的な方法論は一朝一夕に身につくものではないし、私たちにはかなり難しい。また専門書から理解するのが良いであろうから、最低限必要と思われるものについてのみ、簡単に述べてみよう。

経験的病態分類―陰陽と虚実

仮想的病因―気・血・水(津液/精)説

中医学に比べ、かなり単純化されているといわれる。

気・血・水の乱れによる疾患

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Last Updated:2017/10/03
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