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抗不安薬いろいろ
  • 特にベンゾジアゼピン系薬剤は、睡眠薬と抗不安薬の薬理学的分類はやや困難なのですが、ページサイズが巨大になり、スマートフォンで読みづらくなったため分割しました。

凡例
大分類
中分類
小分類
一般名の日本語・英語表記
製剤番号
先発品の日本語・英語表記
(発売元・製造元・販売元など)
後発品の一部
小ネタ

抗不安薬
非バルビツール酸系
短時間型〜中時間型
メプロバメート
Meprobamate
ミルタウンMiltown (Wallace)
エクアニル Equanil (Wyeth)
アトラキシン(第一)中止
エリナ 中止
ハーモニン 中止
他の抗不安薬の原型となった、古典的な薬剤。筋弛緩作用・習慣性が問題であり、国内では販売中止となった。
サリドマイド
Thalidomide
  抗てんかん薬いろいろも参照。
メタカロン
Methaqualone
ハイミナール (エーザイ) 中止 1930年に発売。乱用のため販売中止。
エチナメート
Etinamate
バラミン  
グルテチミド
Glutethimide
   
ベンゾジアゼピン系
短時間型 (作用時間=6時間以内)
クロチアゼパム
Clotiazepam
リーゼ Rize(田辺三菱)
イソクリン 沢井 中止
エモレックス 日医工 中止
ナオリーゼ 鶴原 中止
ニラタック 大正薬品 中止
リリフター マルコ 中止
リルミン 大洋 中止
ロミニアン 東和薬品 中止
低力価。基本的にはこの薬剤から用いてみるのがベター。
フルタゾラム
Flutazoram
コレミナール Coreminal(沢井・田辺三菱) 低力価。
エチゾラム
Etizolam
デパス Depas(田辺)
アロファルム 中止
エチカーム 中止
エチセダン 中止
エチゾラン 中止
カプセーフ 中止
グペリース 中止
サイラゼパム 中止
セデコパン
デゾラム
デムナット 中止
ノンンメルブ 中止
パルギン
メディピース 中止
モーズン 中止
国産。高力価。極めて汎用。睡眠薬として1.5mg程度を用いることも多い。
中時間型(作用時間=6〜12時間程度)
オキサゼパム
Oxazepam
シラックス(Wyeth) 中止
ハイロング HiLong(万有)中止
低力価。日本国内では2000年に販売中止。
ブロマゼパム
Bromazepam
レキソタン Lezotan (ロシュ・エーザイ)
セニラン Seniran(小玉→日本ヘキサル→サンド)
中力価だが、うつ病などに伴う恐怖にも効果が高い。
ロラゼパム
Lorazepam
ワイパックス Wypax(Wyeth/アステラス)
アズロゲン 高田 中止
ユーパン 沢井 中止
ロコスゲン 辰巳 中止
高力価。統合失調症における不安・抑うつ気分にも効果が高いとされる。高齢者にも用いやすい。
アルプラゾラム
Alprazolam
コンスタン Constan(武田)
ソラナックス Solanax(Pfizer ファイザー
アゾリタン 大洋 中止
カームダン 共和薬品
メデボリン メディサ−沢井 中止
メンビット 東和薬品 中止
高力価。パニック障害に効果的。身体表現性障害や、いわゆる自律神経失調症に用いることも多い。
長時間型(作用時間=24時間程度)
クロルジアゼポキシド
Chlordiazepoxide
Ro5-0690
リブリウム Librium (Roche)
コントール Contol(武田)
バランス Balance(アステラス)
コンスーン (鶴原) 中止
リサチーフ 中止
低力価。世界で最初のベンゾジアゼピン系薬剤。
メダゼパム
Medazepam
レスミット Resmit(塩野義)
ノブリウム Nobrium (ロシュ) 中止
カマリネス 金星 中止
パムネース 東邦新薬 中止
メダゼパム 東和薬品・鶴原 中止
ナーシス 中止
トランキラックス 中止
低力価。
クロラゼプ酸二カリウム Clorazepate メンドン Mendon(アボット) 低力価。抗てんかん薬いろいろも参照。
オキサゾラム
Oxazolam
セレナール Serenal(第一三共)
トッカータ (共和薬品) 中止
ネブスン (辰巳)中止
ペルサール (イセイ)中止
低力価。
ジアゼパム
Diazepam
ホリゾン Horizon(アステラス)
セルシン Cercine(武田)
コンディション Condition(オルガノン) 中止
ジアパックス (大鵬薬品)
セニルカム (鶴原)中止
セレナミン (旭化成)
セレンジン (住友製薬)中止
ソナコン (中外)中止
パールキット (ニプロファーマ)風刺
リリーゼン (マルコ)中止
リリバー (メルクホエイ)中止
 
<注射剤>
ホリゾン注 (アステラス)
セルシン注 (武田)
アゼジパミン (大洋)中止

<坐剤>
ダイアップ (和光堂→高田)
クラシナ 坐剤 中止

<シロップ>
セルシンシロップ (武田)
中力価。クロルジアゼポキシドの構造を改変して開発された、世界で2番目のベンゾジアゼピン系薬剤。不安発作をはじめとした神経症性疾患に対してのスペクトラムの広さが特徴。最もよく用いられる。ダイアップは坐剤。抗てんかん薬いろいろも参照。
クロキサゾラム
Cloxazolam
セパゾン Sepazon(三共)
エナデール Enadel (ファイザー)中止
中力価。ホリゾンやセルシンに並んで用いられる。抗うつ薬との併用が多い。
フルジアゼパム
Fludiazepam
エリスパン Erispan(大日本住友) 高力価。
メキサゾラム
Mexazolam
メレックス Melex(第一三共) 高力価。
超長時間型
プラゼパム
Prazepam
セダプラン Sedapran(興和)中止 低力価。2012年3月で販売中止。
フルトプラゼパム Flutoprazepam レスタス Restas(カネボウ・萬有→オルガノン→MSD) 高力価。
ロフラゼプ散エチル Lofrazepate
メイラックス Meilax(明治)
アズトレム (高田) 中止
キシケイン (ファルマー )中止
ジメトックス (マルコ=三和化学)
スカルナーゼ (東和薬品)
トランザクト (東和薬品、鶴原)中止
メダタックス (メディサ−沢井)中止
レストジール (岩城)中止
ロンラックス (シオノ−メルク)
高力価。比較的強い不安に対しては、これが頻用される。夕方〜就寝前の服用が効果的。
セロトニン系抗不安薬
短時間型〜中時間型
ブスピロン
Buspirone
ブスパー Busper(Bristol-Myers Squibb メラトニンとの合剤(BCI-952)は抗うつ薬として治験中。
タンドスピロン
Tandospirone
セディール Sediel(大日本住友) セロトニン系抗不安薬。5-HT1Aアゴニスト。心身症全般への効果が高く、習慣性もみられない。抗うつ効果もあり、SSRIと併用して用いると効果が高まる。
AP521 開発中(旭化成) セロトニン系抗不安薬。5-HT1Aアゴニスト。
エプタピロン
Eptapirone
F-11,440
開発中  
Gepirone 開発中断中(Organon)  5-HT1Aアゴニスト。体幹幻覚への効果が高いとされた。P3で失敗、開発中断中。
Robalzotan
NAD-299
開発中止 5-HT1Aアゴニスト。
Alnespirone
S-20499
開発中?  
非ベンゾジアゼピン系抗不安薬
短時間型〜中時間型
パッシフローラエキス
Passiflora
パシフラミン Passiflamin(マルホ)中止 いわゆるトケイソウ(時計草)エキス。1類医薬品としては2009年に中止。含有するOTCあり。
オシナプロン
Ocinaplon
DOV ピラゾロピリミジン系。GABA-A部分作動薬。
パゴクロン
Pagoclone
Interneuron シクロピロロン系。GABA-A部分作動薬。過度のニューロン活動を抑えるとされる。海外でP3中。
パジナクロン
Pazinaclone
  シクロピロロン系。
スプロクロン
Suproclone
  シクロピロロン系。
スリクロン
Suriclone
  シクロピロロン系。
アベカルニル
Abecarnil
  βカルボリン系。
ゲドカルニル
Gedocarnil
  βカルボリン系。
ZK-93423   βカルボリン系。
シラメシン
Siramesine
Lu-28-179
開発中止(Lundbeck) Σ2リガンド。P2までいったが中止。NMDA受容体拮抗薬との併用で抗うつ効果が増強される。
 

Last Updated:2018/08/05
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