すたじお やまあらしロゴ 20th ANNIVERSARY since 1997
抗うつ薬【第3世代・第4世代以降】・抗躁薬・中枢神経刺激薬いろいろ
  • 抗うつ薬が投与から効果発現まで期間を要する理由は、5HT2Aのダウンレギュレーションによるとされるが、正確にはよくわかっていない。
  • 効果発現には最低でも投与開始から2週間を要するとされ、症状が安定しても、さらに6ヶ月〜1年はその量を維持し、その後慎重に減量を行う。6〜9か月以内に服薬を中止すると、抑うつ症状は高率に再燃しうる。3回目の症状再燃では、以後長期投与を要する。 第3世代以降の抗うつ薬に治療反応性が悪い場合は、速やかに第1世代・第2世代を開始すべき。
  • それでも改善のない場合は、非定型抗精神病薬の併用も報告されている。緊急を要する場合はmECTを考慮。日本うつ病学会のガイドライン参照。
  • 双極性障害に関してもガイドラインが策定されている。抗うつ薬単剤治療は躁転をもたらすので注意が必要。
  • あくまで便宜的な分類なので、他の文献における分類とは異なる場合があります(SARI・SSRE・RIMAなど)。抗不安薬・抗精神病薬のページに記載すべき薬剤もあります。開発中の薬剤については情報が極めて乏しく、不正確な部分がありえます。

凡例
大分類
中分類
小分類
一般名の日本語・英語表記
製剤番号
先発品の日本語・英語表記
(発売元・製造元・販売元など)
後発品の一部
小ネタ

第3世代
SSRI (Selective Serotonin Reuptake Inhibitors)
選択的セロトニン再取り込み阻害薬
ジメリジン
Zimelidine
ノーマッド Normud (Astra) 中止
ゼルミッド Zelmid 中止
1970年代に発売された初のSSRIだが、ギランバレー症候群の報告があり発売中止となった。
インダルピン
Indalpine
LM-5008
アプステン Upstene (Rhône-Poulenc) 中止 これも1982年に上市されたが、ジメリジンののちに発売中止。
フルオキセチン
Fluoxetine
LY-110140
プロザック Prozac (Dista/Eli Lilly/イーライリリー) UK 1988, USA 1989, 日本 開発中止 市場で成功した最初のSSRI。かつては欧米で最大セールスを誇った。ジプレキサ合剤:Olanzapine-Fluoxetine Complex(Symbyax)が販売されている。O:F=6:25, 12:25, 6:50, 12:50の4種類がある。我が国では何度かP3まで試みているが、2014年にまたまた中止。
フルボキサミン
Fluvoxamine SME-3110
Faverin(Solvay)UK 1987
ルボックス Luvox (Solvayアステラス→アボット)スイス 1983年 日本1999年
デプロメール Depromel (明治製菓) 日本1999年
国内で最初に認可されたSSRI。躁転が比較的少ない。 国内ではアステラスと明治でシェアはほぼ同じ。 パキシルに比べ消化器系の副作用が少なく、またメラトニン量を増やすことで睡眠リズムを調整するというのが一時セールスポイントであった。若干のNRI要素あり。
パロキセチン
Paroxetine BRL29060A
Seroxat (GSK) UK 1991
パキシル Paxil (GSKグラクソ・スミスクライン) USA 1993年、日本 2000年
現在抗うつ薬では世界最大(薬剤全体では世界10位)のセールスを誇り、 強迫性障害・社会恐怖・PTSDなど、うつ関連疾患の適応拡大を狙って国内P3中。消化器症状と性機能障害の副作用は避けがたいといわれる。実はSNRIに近い挙動を示す。
フェモキセチン
Femoxetine
FG-4963
Malexil (Ferrosan) 1970年代にパキシルと共に開発されたが、開発資源をこれに集中したためフェモキセチンのほうは開発中止。
セルトラリン
サートラリン
Sertraline
CP-51,974
Lustral (Invicta) 1990
Gladem
Zoloft (Pfizer) 1991
ジェイゾロフト J Zoloft(ファイザー) 日本2006年7月
プロザックよりも作用が強く、副作用は少ないとされ、薬剤全体で世界13位の売り上げ。日本ではゾデピン等と名称類似のため、Japanの頭文字をつけて 商品名「ジェイゾロフト」で発売。ランダム化治療中止試験がエビデンス的に有意だったかどうかが当初議論された。実はSDRIに近い挙動を示す。
シタロプラム
Citalopram
シプラミル Cipramil (Lundbeck) UK 1995
セレクサ Celexa (Forest) USA 1998
1989年デンマークで最初に承認。セロトニン再取込阻害能はパキシルより強力とされる。日本ではエスシタプロプラムの開発のみとなった。
エスシタロプラム
Escitalopram MLD-55
レクサプロ Lexapro (Lundbeck持田・吉富) スウェーデン 2001年 日本 2011年 ラセミ体であるシタロプラムを光学分離して、SSRI活性を持つS体のみを得たもの。最強かつ純粋なSSRI。
フレシノキサン
Flesinoxan
DU-29373
開発中止(Solvay 抗うつ・抗不安薬として海外でP3までいったが、資源集中のため開発中止。
スネピトロン
Sunepitron
CP-93393
開発中止(Pfizer 抗うつ・抗不安薬として海外でP3までいったがP3で開発中止。
リトキセチン
Litoxetine
SL81-0385
開発中止
ルバゾドン
Lubazodone
YM-992
YM-35995
開発中止 P2で中止。
NRI/NaRI (selective Noradrenaline / Norepinephrine Reuptake Inhibitors)
選択的ノルアドレナリン/エピネフリン再取り込み阻害薬
レボキセチン
Reboxetine
エドロナックス Edronax(Pfizer 国内での治験予定はない。
塩酸アトモキセチン
Atomoxetine
LY139603
ストラテラ Strattera (Eli Lillyイーライリリー) 当初抗うつ薬として開発されたがP3で中止。のちADHD治療薬として販売、非刺激性薬剤として、メチルフェニデート製剤のシェアを奪いつつある。
ビネダリン
Binedaline
イクスプリム Ixprim 開発中止
ニソキセチン
Nisoxetine
ニソキセチン Nisoxetine(Eli Lilly) 当初抗うつ薬として開発されたが、現在はin vivoな研究において用いられる。
タンダミン
Tandamine
開発中止
ヴィロキサジン
Viloxazine
ヴィヴィラン Vivilan (AstraZeneca) 国内での治験予定はない。
エディボキセチン
Edivoxetine
LY-2216684
開発中
DRI (Dopamine Reuptake Inhibitors)
ドパミン再取り込み阻害薬
メディフォキサミン
Medifoxamine
Cledial,Gerdaxyl 中止 フランスで上市されたが肝障害にて発売中止。
ヴァノキセチン
Vanoxerine
GBR-12909
  コカイン依存や抗不整脈薬として開発されている模様。(Wikipediaより)
第4世代
SNRI (Selective Serotonin Noradrenalin Reuptake Inhibitors)
選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
塩酸ミルナシプラン
Milnacipran
イクセル  iXel(Pierre Fabre) France 1997
トレドミン Toledomin(旭化成・ヤンセン) 2000年
唯一の第4世代。作用発現がSSRIより速いとされる。フランスのPierre Fabre社が開発、日本では旭化成が販売、ヤンセンがコプロ。
レボミルナシプラン
Levomilnacipran
フェトジーマ Fetzima (Allergan)
ミルナシプランの活性光学異性体。
ベンラファキシン
Venlafaxine
WY-45,030
イフェクサー Effexor(Wyeth→Pfizer・ファイザー)
Trevilor
海外ではミルナシプランやデュロキセチンよりも早くから使われている。日本国内では治験の相次ぐ失敗・武田薬品の撤退を経て、2015年9月になり漸く製造販売承認、エフェクサー→「イフェクサー」の商品名で発売。国内では徐放性製剤のSRカプセル。
デスベンラファキシン
Desvenlafaxine
DVS-233
プリスティーク Pristiq(Wyeth→Pfizer) ベンラファキシンの代謝物。未変化体よりもノルアドレナリン再取込阻害作用が強い。日本国内ではファイザーが治験中。
デュロキセチン
Duloxetine
LY-248686
サインバルタ Cymbalta(Eli Lilly/イーライリリー・シオノギ製薬
Yentreve
世界初のSNRI。国内では シンバルタ→「サインバルタ」の商品名で発売。
シブトラミン
Sibutramine
KSE-524
メリディア Meridia(Abbottエーザイ) 肥満症および摂食障害(過食症)に対してエーザイがP3中。
クロボキサミン
Clovoxamine
開発中止  
トフェナシン
Tofenacin
エラモール Elamol
トファシン Tofacine
トファリン Tofalin
1971年にイギリスで上市された古典的なSNRI。
NDRI (Noradrenalin-Dopamine Reuptake Inhibitors)またはNDRI
ノルアドレナリン・ドパミン再取り込み阻害薬
ブプロピオン
Bupropion 323U66SR
抗うつ薬:ウェルブトリン Wellbutrin(GSK
禁煙補助薬:ザイバン Zyban(GSK
鎮静効果が弱いとされる。成分は同じであるが、2つの商品名で発売している。国内ではウェルブトリンでP2中。アンフェタミン・コカイン依存に対しても用いられる。
アミネプチン
Amineptine
サーベクター Survector (Servier) 中止 三環系。EUで発売されたが、フランスでは1999年に発売中止、アメリカでも開発中止。
ラダファキシン
Radafaxine GW-353162
開発中止(GSK ブプロピオンの活性代謝物。海外でP2までいったが開発中止。
シロバミン
Cilobamine
開発中?  
マニファキシン
Manifaxine
開発中?(GSK  
ノミフェンシン
Nomifensine
メリタール Merital
アリヴァール Alival
1986年には発売中止。
NaSSA/NSSA (Noradrenergic and Specific Serotonergic Antagonists)
ノルアドレナリン・特異的セロトニン受容体拮抗阻害薬
塩酸ミアンセリン
Mianserin
テトラミド Tetramide (Merck & CO./オルガノン→MSD・三共 四環系として知られているが実はNaSSA。
マレイン酸セチプチリン
Setiptiline
テシプール Tecipul(持田
ビソプール (メディサ・沢井製薬
国産。これも四環系として知られているが実はNaSSA。
ミルタザピン
Mirtazapine
ORG-3770
ME-2040
レメロン Remeron (MSD)
リフレックス Reflex (明治製菓
これも実は四環系。 α1ノルアドレナリン受容体作動、α2ノルアドレナリン受容体阻害作用と、5HT2および5HT3受容体選択性の阻害作用を持つ。
MAOI (Monoamine oxidase inhibitors)
モノアミンオキシダーゼ阻害薬
RIMA (Reversible Inhibitors of Monoamine oxidase-A)
可逆的モノアミンオキシダーゼA阻害薬
シモキサトン
Cimoxatone
MD-780515
開発中止
モクロベミド
Moclobemide
RO-11
オーロリックス Aurorix
マネリックス Manerix(Roche大日本)中止
うつ病よりも、ADHDや筋緊張性頭痛に効果的とされる。禁煙薬としても注目されていたが、日本ではP2で中止。
ブロファロミン
Brofaromine
コンソナール Consonar(Novartis 国内治験予定なし。
ベフロキサトン
Befloxatone
開発中(GSK 国内治験予定なし。
ハルマラアルカロイド
Harmala Alkaloids
メトラリンドール
Metralindole
ロシアでは使われていた。
ミナプリン
Minaprine
ピルリンドール
Pirlindole
ロシアでは使われていた。
トロキサトン
Toloxatone
ヒューモリル Humoryl フランスで販売。
CX157 トライリマ TriRima
Tyrima
2007年に海外でP2までいったがのち進展がない。
Monoamine oxidase-B Inhibitors
選択的モノアミン酸化酵素B阻害薬
ラドスティギル
Ladostigil
  神経保護薬として開発されている。
ラザベミド
Lazabemide
Pakio, Tempium 開発中止。
パルギリン
Pargyline
Eutonyl 降圧薬として開発も発売中止。
ラサギリン
Rasagiline
TVP-1012
アジレクト Agilect(TevaLundbeck 国内未発売。これもパーキンソン病の治療薬として使用されている。
セレギリン
Selegiline
エフピー FP(藤本→エフピー)
デプレニール Deprenyl(Pfizer
エルデプリル Eldepryl
エムサム EmSam(Somerset
元来は抗うつ薬として認可されたが、効果が十分でなく発売中止。のちパーキンソン病の治療薬として販売再開されるが、覚せい剤取締法で「覚せい剤原料」に指定されており、厳重な管理を要求される。スマートドラッグにも分類される。海外で用いられるエムサムは経皮薬。
SSRE/SSRA (Selective Serotonin Reuptake Enhancer/Acceralator)
選択的セロトニン再取り込み促進薬
チアネプチン
Tianeptine
スタブロン Stablon
コアキシル Coaxil (Servier)
三環構造を持つ一方、SSRIと逆の作用をもたらす。ダウンレギュレーション仮説に基づいて開発された薬剤だが、神経可塑性に与えるBDNFを介した効果はなぜかSSRIと同等。うつ病のみでなく、鎮痛および気管支喘息に対する効果が注目される。
5-HT1B Receptor Agonists
セロトニン1B受容体作動薬
ケタミン
Ketamine
エスケタミン
s-Ketamine
JNJ54135419
ケタラール Ketalar (第一三共プロファーマ) セロトニン1B受容体作動薬・NMDA受容体拮抗薬。麻酔薬として有名だが、近年に改めて抗うつ効果が期待される。AMPA受容体拮抗作用も注目される。法にて麻薬に指定されている。
エスケタミンは治療抵抗性うつ病に対する点鼻薬としてP2中。
NDDI (Noradrenalin and Dopamine DisInhibitors)
ノルアドレナリン・ドパミン脱感作薬
フリバンセリン
Flibanserin
Girosa (Boehringer Ingelheim) セロトニン1A受容体作動薬。 抗うつ薬(Ectris)としての開発は中止。現在は女性の性機能改善薬として欧米で発売中。
アゴメラチン
Agomelatine
S-20098
ヴァルドキサン Valdoxan(Servier メラトニン1/2アゴニスト+選択的5-HT2B/5-HT2Cアンタゴニストでもある。なぜか各々の作用のみでは抗うつ効果は発揮しない。EUにて2009年2月承認。アメリカで治験中だが、日本国内では話題になっていない。
TRI / SNDRI (Serotonin-Noradrenalin-Dopamine Reuptake Inhibitors)
セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミン再取り込み阻害薬
ブラソフェンジン
Brasofensine
NS-2214
BMS-204756
開発中 パーキンソン病もしくはアルツハイマー型認知症の薬剤として開発されている。
ジクロフェンジン
Diclofensine
開発中 依存性から開発中止。
テソフェンジン
Tesofensine
NS2330
開発中 抗肥満薬として開発中。
アミチファジン
Amitifadine
DOV-21947
開発中 S>N>Dの順で再取り込み阻害能力が強い。依存性は??
ビシファジン
Bicifadine
DOV-220075
開発中止 疼痛に対しP3までいったが失敗。
DOV-216303 開発中
DOV-102677 開発中
BTS74,398 102,677,216,303
JNJ-7925476
JZAD-IV-22
NS-2359
PRC-025/050/200-SS
SEP-225289,227162
開発中 現在P2中の薬剤がいくつかあるが、殆どは一般名未確定。
SMS (Serotonin Modulator and Stimulator)
セロトニン調節・作動薬
ヴィラゾドン
Vilazodone SB659746A
ヴィーブリッド Viibryd(Merck) 2011年にFDA認可。日本ではいまだ治験予定なし。5HT1A部分作動薬でもある。
ボルチオキセチン
Vortioxetine
Lu AA21004
ブリンテリックス Brintellix (Lundbeck/武田) 既に海外では発売されており、GADにも効果が期待される。国内でもP3中。5HT3受容体拮抗薬・5HT7受容体拮抗薬・5HT1A作動薬・5HT1B受容体部分作動薬・セロトニントランスポーター阻害薬。いわばセロトニンのMARTAと評される。
SSRA (Selective Serotonin Releasing Agents)
選択的セロトニン放出薬
ヴィクアリン
Viqualine
PK-5078
こちらはセロトニン放出を促進する働きがある。略称については、別のSSRA(Reuptake Acceralator)との混同に注意。
アドレナリンα2A受容体作動薬
グアンファシン
Guanfacine
S-877503
Estulic
Tenex
インチュニブ Intuniv (塩野義)
α2受容体を作動させることで間接的にα1受容体拮抗作用が発揮され、プロポフォール等と同様の機序で交感神経緊張を抑えるという点で、当初は降圧薬として開発されていた。結果として、レセルピンやクロニジン類似の鎮静作用に絞って臨床的に用いられることになった。徐放剤のインチュニブは2017年に国内で発売、小児ADHDに用いられる。ちなみに直接的なα1受容体拮抗作用を持つのが抗精神病薬のMARTA。
μ受容体作動薬
トラマドール
Tramadol
トラマール Tramal
トラムセット Tramset
μアゴニスト。抗うつ作用よりはむしろオピオイド鎮痛薬として用いられる。 トラムセットはアセトアミノフェンとの合剤。
抗躁薬
臭化リチウム
Lithium Bromide
LiBr
  19世紀後半から鎮静薬として偶然に用いられていたが腎毒性で廃れる。
尿酸リチウム   19世紀に、高尿酸血症への治療として尿酸リチウムの投与が試みられたものの、結局は逆効果と判明、廃れる。20世紀になり、双極性障害の原因が尿酸イオンによるものと考え研究が進められた(が、結局はリチウム塩の薬理効果であることが後に判明)。
塩化リチウム
Lithium Chloride
LiCl
Westsal 心臓病患者の代替塩として用いられたが結局は腎毒性で使用禁止となった。
オロト酸リチウム
Lithium Orotate
  オロト酸=ビタミンB13の塩化物。これも鎮静薬として用いられていたことがあった。現在でもサプリメントとして海外で流通している。
クエン酸リチウム Priadel かつては7-upの成分の一つだった。
炭酸リチウム
Lithium
リーマス Limas (大正富山)
リチオマール (藤永製薬三共)
上記のような各種のリチウム塩を経て、臨床的に現在頻用される炭酸リチウムに繋がる。単価イオンが治療効果を発揮する機序については、現在でも不明な点が多い 。古典的躁病で、かつ再発回数の少ない病態に最も有効とされる。 ステロイドをはじめとした薬剤性気分障害にも効果的である。
エブセレン
Ebselen
開発中 リチウム同様の双極性障害に対する抗躁効果が期待される。
医療用中枢神経刺激薬(覚醒剤)
ドパミン作動薬
メタンフェタミン
Methamphetamine
ヒロポン Philopon(大日本住友製薬 化学的にはNDRA。現在は、難治性うつ病およびナルコレプシーのみ適応であり、錠および注射液のみが薬価収載 。覚せい剤取締法にて厳しく使用規制されており、臨床現場で用いることは殆どない。
アンフェタミン
Amfetamine
ゼドリン Zedrin (武田長兵衛商店 (武田薬品の分家) →吉富薬品) 化学的にはNDRA。当然ながら、第2次大戦後まもなく発売中止。
デキストロアンフェタミン
Dextroamfetamine
デキセドリン Dexedrine
アデラール Adderall
ADHDに用いられる。
リスデキサンフェタミン
Lisdexamfetamine
S-877489
ビバンセ Vyvanse(Shire)
国内開発 塩野義P3
小児ADHDに用いられる。
コカイン Cocaine   化学的にはDRI。
ピプラドロール
Pipradorol
カロパン Caropan(日本新薬) 中止 ナルコレプシーに適応。セールス面で近年発売中止。
メチルフェニデート
Methylphenidate
リタリン Ritalin (Novartisノバルティス)
コンサータ Concerta (Alza・Janssen/ヤンセン)
化学的にはNDRI。リタリンは 、以前は軽症うつ病・抑うつ神経症にも適応であったが、乱用の問題が指摘され、のちに難治性うつ病に限定、現在はナルコレプシーのみの適応。 ADHDに対して、Alzaが徐放錠Concertaを開発、ヤンセンが海外および日本国内で販売。第1種向精神薬にて処方は登録制。
デキサメチルフェニデート
Dexamethylphenidate
フォカリン Focalin(Novartis メチルフェニデートのラセミ体。これも、海外でADHDに対し適応を取っているが、国際的にはストラテラに移行しつつある。
ペモリン
Pemoline
ベタナミン Betanamin(三和化学 ナルコレプシー・軽症うつ病にも適応だが、使用頻度はリタリンよりも少ない。
アドラフィニル
Adrafinil
オルミフォン Olmifon (アルフレッサ) ナルコレプシーに対して用いられる。国内未発売。
プロヴィジル
Provigil
   
モダフィニル
Modafinil
モディオダール Modiodal (アルフレッサ) ナルコレプシーに加え、海外ではADHDにも用いられる。アドラフィニルの誘導体。うつ病は適応外。第1種向精神薬。
 

Last Updated:2017/08/12
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